今日、病室の前の廊下で担当の患者さんに声をかけられました。
頭痛いからテグレトール1錠今朝飲んだらふわふわして上手くあるけへんわ。先生に言ったら今度から半分にするように言われたけどそれでいいかなぁ?
この患者さんは耳鼻科で入院中で、先日副鼻腔炎の手術を受けられました。その後頭痛があるとのことでしばらく入院されている方です。ドクターは最初、テグレトール錠200mgを0.5錠、頭痛時頓服で処方されましたが、その後副作用が見られなければ1錠まで内服可と指示を変更されていました。
今回はテグレトールのふらつきの頻度はどの程度であるかということからテグレトールについて調べます。
テグレトール錠(カルバマゼピン)
効果
1.精神運動発作、てんかん性格及びてんかんに伴う精神障害、てんかんの痙攣発作:強直間代発作(全般痙攣発作、大発作)
2.躁病、躁うつ病の躁状態、統合失調症の興奮状態
3.三叉神経痛
今回の患者さんは3で使うことになりました。
3の場合の用法用量
カルバマゼピンとして通常、成人には最初1日量200〜400mgからはじめ、通常1日600mgまでを分割経口投与するが、症状により1日800mgまで増量することができる。小児に対しては、年齢、症状に応じて適宜減量する。
本剤は多くの薬剤との相互作用が報告されているが、可能性のあるすべての組み合わせについて検討されているわけではないので、他剤と併用したり、本剤又は併用薬を休薬する場合には注意すること。特に本剤の主たる代謝酵素はチトクロームP450 3A4であり、またチトクロームP450 3A4をはじめとする代謝酵素を誘導するので、これらの活性に影響を与える又はこれらにより代謝される薬剤と併用する場合には、可能な限り薬物血中濃度の測定や臨床症状の観察を行い、用量に留意して慎重に投与すること。
ふらつきの副作用など副作用について気になったのでそのへんも見ときました。
副作用調査例数1,613例中614例(38.1%)に1,282件の副作用が認められ、主な症状としては眠気223件(13.8%)、めまい146件(9.1%)、ふらつき137件(8.5%)、けん怠・易疲労感56件(3.5%)、運動失調56件(3.5%)、脱力感50件(3.1%)、発疹46件(2.9%)、頭痛・頭重43件(2.7%)、立ちくらみ40件(2.5%)、口渇34件(2.1%)等がみられている。